【12月15日 AFP】仏パリ(Paris)のエッフェル塔(Eiffel Tower)が14日、紛争で荒廃したシリア第2の都市アレッポ(Aleppo)の人たちへの支援を示すために消灯された。

 エッフェル塔は午後8時(日本時間15日午前4時)に消灯された。アレッポでは前日に反体制派支配地域から市民と戦闘員を避難させるとした合意が発表されたにもかかわらず、14日にも激しい戦闘が行われた。アンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長はエッフェル塔の消灯について、アレッポで暮らす市民の「耐え難い」境遇に対する抗議と説明した。

 AFP記者によると、パリでは同日、アレッポ市民を支援するためのデモも行われ、数百人が参加、アレッポの激戦で流れた血を象徴する赤い服を身に着けた人の姿も見られた。(c)AFP