【12月6日 AFP】(写真追加)人類で2番目に月面を歩いた宇宙飛行士、バズ・オルドリン(Buzz Aldrin)氏(86)が、南極点に向かう途中に健康上の問題から到達をあきらめ、ニュージーランドの病院に入院した。だが、「スターマン(Starman)」という題名の曲で知られる伝説のアーティストと同姓同名の医者のおかげもあり、無事退院の運びとなりそうだ。

 オルドリン氏のマネージャーであるクリスティーナ・コープ(Christina Korp)さんは6日、ツイッター(Twitter)に「ありがたいわ!@TheRealBuzz(オルドリン氏のアカウント)のお医者さんはデビッド・ボウイ(David Bowie)よ。こんなことあり得ないわ」とツイート。今年1月に死去した英国のミュージシャンと同姓同名の医者と一緒に写るオルドリン氏の写真を投稿した。

 オルドリン氏は南極点を目指す目的で南極大陸を訪れていたが、2日にクライストチャーチ(Christchurch)の病院に入院した。肺のうっ血が収まるまでは母国に戻ることはできないと伝えられていたが、コープさんはオルドリン氏の体調が「正常に戻った」ことも明かしている。

 オルドリン氏は南極点を訪れる目的について、火星の生活と似た状況を体験し、それを研究することと語っていた。(c)AFP