【12月3日 AFP】中国の王毅(Wang Yi)外相は3日、米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)次期大統領が自国の外交慣例を破って2日に台湾の蔡英文(Tsai Ing-wen)総統と電話で会談したことは「台湾側の策略」だったという見方を示した。

 王氏は香港(Hong Kong)のフェニックステレビ(Phoenix TV)のインタビューで、米国政府が長年堅持してきた『一つの中国』という原則が「台湾側の策略」によって変わることはないだろうと述べ、「『一つの中国』の原則こそ健全な米中関係発展の土台であり、われわれはこの政治的基盤への干渉、あるいはこの基盤の喪失は一切望まない」と語った。(c)AFP