【12月2日 AFPBB News】 マンガやアニメ、ゲーム、映画といったポップカルチャーの祭典「東京コミックコンベンション(Tokyo Comic Con)2016」が、千葉県の幕張メッセ(Makuhari Messe)で開幕した。初日の2日は、報道内覧会後の夕方からの開場にもかかわらず、日本での初開催を心待ちにしていた多くのコスプレイヤーたちが集まった。

“コミコン”の略称で知られる同イベントは、1970年代に米国でスタートし、現在はフランスや英国など世界各国で広がりを見せている。今回の「東京コミコン」は、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak)氏と「スパイダーマン(Spiderman)」の原作者として知られるスタン・リー(Stan Lee)氏が立ち上げた「シリコンバレー・コミック・コン(Silicon Valley Comic Con)」の姉妹イベントとして開催された。

 会場には、映画シリーズ『バイオハザード(Bio Hazard)』に使われた小道具や衣装、『バットマン(Batman)』のバットスーツなどが展示されるほか、コスプレイヤーコンテストなども行われる。

 海外のコミコンにも参加経験のある福岡県在住の村橋法夫(Norio Murahashi)さんは、「アメコミ好きだから日本で開催できてうれしい」と話し、アイアンマン(Iron Man)に扮(ふん)して友人4人と場内を練り歩いた。

 開催は4日まで。約3万人の来場を見込んでいる。(c)AFPBB News