【11月26日 AFP】16-17フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯(NHK Trophy 2016)は25日、北海道札幌市で女子シングル・ショートプログラム(SP)などが行われ、世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2016)と欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2016)で銅メダルを獲得したロシアのアンナ・ポゴリラヤ(Anna Pogorilaya)が首位発進した。

 ロシア杯(Rostelecom Cup 2016)を制した好調を維持している18歳のポゴリラヤは、1990年代の映画『セント・オブ・ウーマン/夢の香り(Scent of a Woman)』の楽曲に乗せて3回転ルッツと3回転トーループのコンビネーションジャンプを決めるなどし、71.56点を記録した。

 同じロシア勢のマリア・ソツコワ(Maria Sotskova)が69.96点の僅差で2位に続き、大会連覇を目指す宮原知子(Satoko Miyahara)は64.20点で3位につけた。米国の長洲未来(Mirai Nagasu)が63.49点で4位、樋口新葉(Wakaba Higuchi)が62.58点で5位、松田悠良(Yura Matsuda)が60.98点で6位に続いている。

 一方、ペアのSPでは、中国の彭程(Cheng Peng)/金楊(Yang Jin)組が、コミカルでリズミカルなプログラムに乗せた演技で、73.33点を記録して首位発進。世界フィギュア2連覇中のカナダのメーガン・デュアメル(Meagan Duhamel)/エリック・ラドフォード(Eric Radford)組が72.95点の僅差で2位、中国の王雪涵(Wang Xuehan)/王磊(Wang Lei)組が65.66点で3位につけている。

 日本の須藤澄玲(Sumire Suto)/フランシス・ブードローオデ(Francis Boudreau-Audet)組は52.65点で6位となっている(c)AFP