【11月11日 AFP】ミャンマー北部カチン(Kachin)州パーカン(Hpakant)で、空から金属製の円柱形の物体が落下してきたと、英字紙「ミャンマーの新しい灯(Global New Light of Myanmar)」が11日に伝えた。中国の衛星か航空機の部品の可能性があるという。

 問題の物体は直径1メートル余り、横幅4.5メートルほどで、巨大なたるのような形状をしている。10日、パーカンにあるひすい採掘場の敷地内に落下した。ほぼ同時刻に、中国語が記された小さな金属片が近くの村の民家の屋根を突き破って落下したが、けが人はいなかったという。

 報道によれば、金属製の物体は「恐らく衛星の一部か、航空機やミサイルのエンジン部品」で、当局が確認作業を進めているという。(c)AFP