【10月7日 AFP】オーストラリア運輸安全局(ATSB)は7日、インド洋(Indian Ocean)西部に位置する島国モーリシャスで発見された航空機の翼の残骸が、2014年に消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便のものであることが分かったと発表した。一方で、今回の新たな残骸の確認は、同便の墜落位置を特定する新たな手掛かりとなるものではないとしている。

 フラップ後縁の一部とされるこの残骸は今年5月にモーリシャスで回収され、MH370便に関連する最も新しい発見物とされている。

 MH370便は2014年3月8日、乗客乗員239人を乗せてマレーシアのクアラルンプール(Kuala Lumpur)から中国の北京(Beijing)へと向かう途中、消息を絶った。(c)AFP