【10月7日 AFP】トルコの最大都市イスタンブール(Istanbul)にある警察署近くで6日、バイクに仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも10人が負傷した。同市ではここ1年間で同様の事件が相次いでおり、当局が警戒を強めていた。

 爆発があったのは、同市の欧州側にあり、アタチュルク国際空港(Ataturk International Airport)に近いイェニボスナ(Yenibosna)地区。

 イスタンブール県のバーシップ・シャーヒン(Vasip Sahin)知事によると、爆発の原因はバイクに取り付けた爆弾で、負傷者は全員民間人だった。爆弾を仕掛けた容疑者は現場から逃走したとみられている。

 同市では過去1年間でイスラム過激派組織やクルド人武装勢力の犯行とされる攻撃が相次いでいる。シャーヒン知事は、今回の事件にも武装組織が関与していた可能性があるとして、捜査が進められていると述べている。(c)AFP