【10月1日 AFP】米俳優で夫のブラッド・ピット(Brad Pitt)さんとの離婚を申請し、子ども6人の親権を求めている米女優のアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)さんが、ピットさんと一時的な暫定合意に達したことが明らかになった。米メディアが9月30日に報じた。

 複数の芸能情報メディアによれば、ジョリーさんとピットさんは、ロサンゼルス(Los Angeles)郡の児童家庭サービス課の説得で一時的な緩和策に合意したという。

 米芸能情報サイトTMZによると、2人はそれぞれ1対1のカウンセリングを受ける予定で、ピットさんは薬物とアルコールの検査を受ける必要があるという。ピットさんは既に自発的に検査に応じており、結果は陰性だった。

 ジョリーさんは3人の養子を含む6人の子どもたちの親権を持つことになるとみられるが、ピットさんはセラピストの監督下で子どもたちに会う最初の権利を認められた。実際にどういう形で面会するのかについてはセラピストが数週間以内に決定するという。

 米娯楽誌ピープル(People)が報じた匿名の関係者の話によれば、今回の合意はあくまで自主的なもので、裁判所命令などではなく、親権が確定したわけでもないという。

 今回の措置は10月20日までの暫定的な取り決めで、子どもたちはロサンゼルスでジョリーさんのもとにとどまるとみられている。(c)AFP