【9月28日 AFP】昨年、11年間に及ぶ探査ミッションを完了し、燃料切れで水星表面に墜落した米航空宇宙局(NASA)の水星無人探査機「メッセンジャー(Messenger)」が撮影した画像により、水星の表面に小断層(階段状の傾斜)があることがわかった。NASAが27日、発表した。

 科学者たちによると、小断層は小規模であることから、地質学的に新しいものであると考えられるという。またそのことから水星が今なお収縮しており、以前には太陽系で地球のみと考えられていた活発な地表の変動が、水星でも起こっていると推測できるという。(c)AFP