【9月13日 AFP】英国のデービッド・キャメロン(David Cameron)前首相(49)が12日、下院議員を辞職した。同国の欧州連合(EU)残留を目指した自身の取り組みが失敗に終わった国民投票からわずか3か月足らずでの政界引退となった。

 キャメロン氏は、6月の国民投票の結果発表直後に首相を辞任する意向を表明。7月には、後任のテリーザ・メイ(Theresa May)氏に首相の座を譲り渡した。

 キャメロン氏は声明で、「私の首相辞任や、今日の政界を取り巻く状況に鑑みて、私が障害となる危険を冒すことなく(議会に)とどまり続けていくことは非常に困難だ」と説明。さらに、「テリーザ・メイ首相を全面的に支持しており、彼女の強力なリーダーシップの下、英国が繁栄してくことを確信してやまない」と述べた。(c)AFP/Katherine HADDON