【9月10日 AFP】北朝鮮は、5回目、過去最大規模とみられる核実験を実施した翌10日、米政府による核の「脅し」には屈しないとする考えを示した。

 朝鮮労働党機関紙「労働新聞(Rodong Sinmun)」は、「米国がDPRK(北朝鮮)に対して一方的に核による脅しをちらつかせていのは遠い昔のこと」と報じ、さらに、「米国は、DPRKが段階的に進めている強力な軍事的手段にいら立っている」と述べた。

 この数か月間にミサイル発射実験を繰り返してきた北朝鮮が新たな核実験を実施したことで、国際社会は激しく非難。国連安全保障理事会(UN Security Council)は9日、新たな制裁を科すための決議案起草に直ちに取り掛かることで合意した。(c)AFP