【9月5日 AFP】(写真追加)仏パリ(Paris)のシャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りで4日、ドローン(小型無人機)をテーマとした初めてのイベント「パリ・ドローン・フェスティバル(Paris Drone Festival)2016」が開催された。

 毎月第1日曜日は歩行者天国となるシャンゼリゼ通りに、この日はドローン・フェスティバルのために長さ140メートル、高さ約8メートルをネットで覆ったドローン用の飛行スペースを設置。遠隔操作のドローンのレースやデモ飛行などが行われ、アマチュア愛好家らのドローンがシャンゼリゼを飛び交った。

 近年、ドローンは玩具としてだけでなく監視用や航空写真撮影などでの使用も増えている。さらに米国では対テロ攻撃でのドローン投入が物議を醸している。

 フェスティバル開催にあたって市当局者は「ドローンが単なるおもちゃでないと市民は理解する必要がある。正当な理由によってドローンの使用は厳しく規制されている」「バドミントンのような感覚で公園でドローンを飛ばしてはだめ」と強調。これを受けて会場にはドローンの規制や使用法に関する啓蒙活動用のブースが併設され、未経験者向けにドローン操縦ワークショップも行われた。

 イベントに参加したドイツ人のジュリア・ミュラー(Julia Muller)さん(27)は、「ドローンには危険な面だけでなく楽しめる面もあると示すために、こうしたイベントは重要」と話した。

 フランスは民間向けドローン市場では世界トップで、2015年の販売台数は前年比で3倍増の30万台。業界の売上総額は約3億ユーロ(約350億円)に達し、うち6000万ユーロ(約70億円)が業務用ドローンの売り上げだ。(c)AFP