【9月5日 AFP】独ベルリン(Berlin)で開催されている大型家電展示会「国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA)」では、湾曲型のテレビから未来的なバーチャルリアリティー用ヘッドセットまで、最新の技術を導入した様々な製品が来場者の目を引いている。

 パナソニック(Panasonic)はライフスタイルを提案する展示の中で、衣類の洗濯、乾燥から折りたたむまでの作業を自動化する未来の洗濯機を紹介した。2019年の発売を目指している。同社はこれに先駆けて、洗濯物折りたたみ専用機「ランドロイド(Laundroid)」を開発中だ。

 一方、独大手シーメンス(Siemens)の洗濯機は、衣類の消臭機能「sensoFresh」を備えた。これを利用すると、衣類に付いたにおいを洗濯せずに除去できるのだという。

 ソニー(Sony)は、耳栓タイプのウェアラブル装置「Xperia Ear」を開発した。ブルートゥース(Bluetooth)でスマートフォン(多機能携帯電話)と接続することで、メッセージを音声で送信したり、受信内容を音声で聞いたりできる。ソニーモバイルのフランス法人の関係者は、「これは単なるブルートゥース・イヤホンではなく、手を触れずにスマホと連動するパーソナルアシスタントだ」と語った。7日までの開催。(c)AFP