【8月29日 AFP】16-17スペイン1部リーグは28日、第2節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はイバン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)の前半のヘディングシュートが決勝点となり、1-0でアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に勝利して開幕連勝を飾った。

 バルセロナは前半20分、チームが連動した見事な崩しからラキティッチが先制ゴールを決めたものの、リオネル・メッシ(Lionel Messi)とルイス・スアレス(Luis Suarez)が珍しくゴール前で落ち着きを欠くなか、終盤にはベナト(Benat Etxebarria)のFKが枠をかすめるなど、ゴールを脅かされる場面もあったが逃げきった。

 それでもチームは、金メダルを獲得したリオデジャネイロ五輪のブラジル代表に招集されていたネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、けがのアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)が不在のなか、選手層の厚みが増したことを証明し、新加入のデニス・スアレス(Denis Suarez)とサムエル・ウムティティ(Samuel Umtiti)が機能。アルダ・トゥラン(Arda Turan)もネイマールの代役になり得ることを示した。

 チームを率いるルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、「テンポという点で、シーズンのこの段階には珍しい、激しい試合になった。この結果は自信になる。サン・マメス(Estadio San Mames)でのビルバオ戦は非常に難しい。とても満足している」とコメントした。

 この結果、バルセロナは前日勝利したレアル・マドリード(Real Madrid)とともに、開幕2連勝でリーグ首位に並んでいる。アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は昇格組のアラベス(Alaves)とCDレガネス(CD Leganes)を相手に連続で引き分けに終わり、すでに両チームと勝ち点4差がついた。

 レアル、バルセロナとともに開幕連勝を飾ったのは、ほかにラス・パルマス(UD Las Palmas)のみ。開幕戦でバレンシア(Valencia CF)との4-2の打ち合いを制したラス・パルマスは、新加入のケヴィン・プリンス・ボアテング(Kevin Prince Boateng)がまたもネットを揺らし、5-1でグラナダ(Granada CF)に大勝した。

 バレンシア戦でも得点していたボアテングは、この試合でもゴールを決めると、メッセージの書かれたTシャツを手にし、先日イタリア中部で起こった地震の300人近い犠牲者を悼んだ。ボアテングは、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)で3年以上プレーした経験がある。

 ラス・パルマスではほかに、ナビル・エル・ザハル(Nabil El Zhar)が2得点、さらにモモ(Jeronimo Figueroa Cabrera 'Momo')とセルヒオ・アラウホ(Sergio Araujo)が1得点ずつを挙げた。

 開幕戦でRCDエスパニョール(RCD Espanyol)との6-4の乱打戦を制したセビージャFC(Sevilla FC)は、連勝こそならなかったものの、ビジャレアル(Villarreal CF)を相手に0-0で引き分け、敵地で貴重な勝ち点1をつかんでいる。(c)AFP/Kieran CANNING