【8月21日 AFP】リオデジャネイロ五輪は20日、陸上男子5000メートル決勝が行われ、英国のモハメド・ファラー(Mohammed Farah)が13分3秒30で連覇を果たした。

 14日の男子1万メートルで金メダルを獲得したファラーは、模範のような走りで優勝し、1972年のミュンヘン五輪と1976年のモントリオール五輪で両種目を制したフィンランドのラッセ・ビレン(Lasse Viren)氏以来となる、2大会連続の長距離2冠に輝いた。

 ファラーはすでに、世界陸上(IAAF World Championships in Athletics)でも2大会連続で5000メートルと1万メートルを制する輝かしいキャリアを持っている。

 ケニア生まれで米国籍のポール・チェリモ(Paul Chelimo)は、2位でゴールしながらも一度失格となったが、結果が再び訂正され銀メダルを獲得した。3位にはエチオピアのハゴス・ゲブリウェト(Hagos Gebrehiwet)が入った。(c)AFP