【8月21日AFP】リオデジャネイロ五輪は20日、バドミントン男子シングルス決勝が行われ、中国のチェン龍(Long Chen、チェン・ロン)が21-18、21-18でリー・チョンウェイ(Chong Wei Lee、マレーシア)に勝利し、金メダルを獲得した。

 世界ランク2位のチェンは、2012年のロンドン五輪で銅メダルを獲得しており、今回は自身初の五輪金メダルとなった。その一方で、世界ランク1位のリーは、3大会連続で銀メダルに終わっている。

 リーは過去の五輪2大会で決勝に勝ち進みながらも、最大のライバルである林丹(Dan Lin、リン・ダン、中国)に敗れている。

 バドミントン界で最も完成された選手の一人と評価されているリーだが、世界選手権や五輪の舞台では一度もタイトルを獲得したことがない。

 33歳のリーは今後も現役を続行し、国際タイトル獲得を目指したとしても、引退までに五輪の金メダルを獲得するのは厳しい状況になった。(c)AFP