【8月17日 AFP】リオデジャネイロ五輪は16日、セーリング男女混合ナクラ17級メダルレースが行われたが、競技会場のマリーナ・ダ・グロリア(Marina da Gloria)の大量のゴミについて、金メダルを逃した選手から非難の声が上がっている。

 アルゼンチンのベテラン選手、54歳のサンティアゴ・ランヘ(Santiago Lange)が感動的な勝利をおさめたが、イザベウ・スワン(Isabel Swan)とペアを組んだブラジルのサムエウ・アウブレッチ(Samuel Albrecht)が8位に終わった最終レースの結果に怒りをあらわにした。

「今日は5回も問題があったんだ。同じ事が昨日も既に起こっているんだ」

「あまりこのことは話したくなかったが、今日は本当にひどかった。かなり汚かった」

「2位につけていたけれど、ゴミに当たった。他の選手たちにも起こったことなのかはわからないが、今日の僕らは当たったんだ」

 ニュージーランドのジェマ・ジョーンズ(Gemma Jones)/ジェイソン・サンダース(Jason Saunders)組が勝利したメダルレースで6位だったランヘとセシリア・カランサ・サロリ(Cecilia Carranza Saroli)は、オーストラリアのジェイソン・ウォーターハウス(Jason Waterhouse)/リサ・ダルマニン(Lisa Darmanin)組を抑えて金メダルを獲得した。(c)AFP