【8月13日 AFP】リオデジャネイロ五輪は12日、競泳男子1500メートル自由形の予選が行われ、前回王者の孫楊(Yang Sun、ソン・ヨウ、中国)が風邪による体調不良で衝撃の敗退を喫した。

 2012年のロンドン五輪では世界新記録で同種目の金メダルに輝くなど、中国の競泳界を代表する選手の孫は、15分1秒97の平凡なタイムで予選5組の7位、全体では16位に終わった。

 今大会では200メートル自由形で金メダルを獲得したものの、連覇を目指していた400メートル自由形ではオーストラリアのマック・ホートン(Mack Horton)に敗北して銀メダルに終わっていた孫は、「風邪を患っていて、今日は本当に体調が良くなかった」と弁明した。

「800メートルを過ぎたくらいから筋肉がすごく痛み出した」とつけ加えた孫は、2014年にドーピング違反で3か月の出場停止処分を受けた経歴について、今週はじめにライバルのホートンから「薬物違反者」だと中傷され、舌戦の渦中にいる。

「(8日の)200メートルの決勝後に、風邪の治療で抗生物質を6錠ほど飲んだけど回復しなかった。周囲は僕が予選を辞退すると考えていたけど、あきらめずに最善を尽くした。たとえ16~17分のタイムでフィニッシュすることになっても、あきらめるつもりはなかった」

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