リオ五輪、最終聖火ランナーは男子マラソンのデリマ氏
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【8月6日 AFP】リオデジャネイロ五輪の開会式が5日、マラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で行われ、聖火リレーの最終ランナーとしてバンデルレイ・コルデイロ・デリマ(Vanderlei Cordeiro De Lima)氏が登場した。
デリマ氏は2004年のアテネ五輪の男子マラソンに出場し、競技中に乱入してきた男に妨害されたものの銅メダルを獲得したことで知られる。
5日の聖火リレーはテニス選手のグスタボ・クエルテン(Gustavo Kuertem)氏から始まり、1996年アトランタ五輪女子バスケットボールの銀メダリスト、オルテンシア・マルカリ(Hortencia Marcari)氏を経てデリマ氏に手渡された。
リオ五輪の聖火ランナー最終走者には、現役時代にブラジル代表としてW杯を3度制し、史上最も偉大なサッカー選手として世界中で知られているペレ(Pele)氏の名が取り沙汰されていた。
ペレ氏は3日、国際オリンピック委員会(IOC)から最終聖火ランナーとして招待されたが、契約の問題が障害になっていることを明らかにしていた。
ペレ氏の代理人は4日、契約の問題は解決したものの、歩行する際につえを必要としているペレ氏本人の体調に不安があると語っていた。(c)AFP
