【8月3日 AFP】(写真追加)インド西部ムンバイ(Mumbai)南方のライガド(Raigad)県で2日夜、モンスーンの豪雨による洪水で橋が崩壊し、バス2台が川に転落した。当局によると、現場に駆け付けた救助隊が3日、2人の遺体を収容したものの、今も20人が行方不明になっており、懸命の捜索活動が行われているという。

 ライガド県の警察本部長はAFPの取材に対し、「救助隊は2人の遺体を収容し、現在身元を確認している。また救助作業は今も続いている」と話した。

 テレビの映像では、豪雨によって増水したサビトリ(Savitri)川に架かる橋の一部が崩れ落ちている様子が捉えられている。

 英国統治時代に建造された長さ約15メートルの橋は、経済の中心地であるムンバイと観光地として知られるゴア(Goa)州を結ぶ主要幹線道路沿いに位置している。(c)AFP