米大統領選の両候補、選挙運動を本格化
このニュースをシェア
【7月30日 AFP】米大統領選挙の民主党候補に指名されたヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官と、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は29日、それぞれ激戦州で選挙運動を繰り広げ、互いを激しく批判した。
今回の大統領選挙は、共和党、民主党の双方が候補者を選出したことで新たな段階へと進んだが、両候補は11月8日の投票日まで長い道のりが待ち受けている。
米主要政党では史上初の女性大統領候補となったクリントン氏は28日、ペンシルベニア(Pennsylvania)州フィラデルフィア(Philadelphia)で指名受諾演説を行った後、「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に位置するペンシルベニア州とオハイオ(Ohio)州でバスを使った選挙運動を開始した。
一方のトランプ氏は重要州の西部コロラド(Colorado)州で選挙運動を開始し、クリントン氏をうそつきと呼んだばかりか、その指名受諾演説を「平凡」とこき下ろし、シリア難民の流入を終わらせると約束した。(c)AFP