【6月13日 AFP】米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)の同性愛者向けナイトクラブで起き50人が死亡した米史上最悪の銃乱射事件を受け、世界各地で犠牲者を追悼する動きが広がっている。

 バラク・オバマ(Barack Obama)大統領はホワイトハウス(White House)や各国の大使館を含めた全ての米政府関連施設に対し、16日まで半旗を掲げるよう指示した。

 米国内では、ニューヨーク(New York)などの大都市やデラウェア(Delaware)州のリホボスビーチ(Rehoboth Beach)といった小さな観光地まで、多くの自治体が追悼行事を計画しているほか、一部地域では警備態勢が強化された。毎年6月に各地で実施されるゲイプライドイベントの運営者らは、今年もイベントを予定通りに実行することで、暴力には屈しないとの意志を示す構えを示している。(c)AFP/Nova SAFO