【6月7日 AFP】サッカー国際親善試合は6日、各地で行われ、イタリアは2-0でフィンランドに快勝し、欧州選手権2016（UEFA Euro 2016）に向けて調整が順調であることを示した。

　2012年の欧州選手権で準優勝のイタリアは、アントニオ・カンドレーヴァ（Antonio Candreva）とダニエレ・デ・ロッシ（Daniele De Rossi）がゴールを決め、アントニオ・コンテ（Antonio Conte）監督に先発入りをアピールした。

　欧州選手権ではベルギー、アイルランド、スウェーデンと同組のグループEに入るイタリアは、前半27分にカンドレーヴァが自ら獲得したPKで先制すると、後半26分にはカンドレーヴァのアシストからデ・ロッシが追加点を奪い、フィンランドを突き放した。

　イタリアは9日にベースキャンプ地の仏モンペリエ（Montpellier）に入り、13日にベルギーとの大会初戦を迎える。

　同日に行われたそのほかの試合では、ロベルト・レワンドフスキ（Robert Lewandowski）が欠場したポーランドが0-0でリトアニアと引き分けた。本大会でグループCのポーランドは、12日に北アイルランドとの初戦を控えている。

　一方、ポルトガル、オーストリア、ハンガリーと同じグループFのアイスランドは、リヒテンシュタインに4-0で勝利した。(c)AFP