【6月6日 AFP】インドの首都ニューデリー(New Delhi)を2014年に観光で訪れていたデンマーク人の女性(52)が集団レイプされた事件で6日、被告5人全員に性的暴行と強盗のかどで有罪が言い渡された。量刑については9日に言い渡される。

 インドを1人で旅行中だった女性は2014年1月の事件当日、ニューデリー中心部にあるバックパッカー向けの宿が集まる地区のホテルに帰ろうとして道に迷い、被告たちのグループに道を聞こうとして近づき、ナイフを突きつけられて被害に遭った。

 被告は計9人おり、1人は裁判中に死亡した。また残る3人は少年司法システムの下で裁かれている。

 女性の安全が大きく懸念されているインドでは、外国人女性に対する暴力事件もたびたび発生している。(c)AFP