競泳のエース萩野、リオ五輪で「憧れ」フェルプスに挑む
このニュースをシェア
【5月12日 AFP】4年前は「がむしゃらな」挑戦者だった萩野公介(Kosuke Hagino)だが、今やすがすがしい笑みをたたえ、金メダル獲得を公言する選手に成長した。数か月後のリオデジャネイロ五輪で憧れのマイケル・フェルプス(Michael Phelps、米国)と対戦する萩野が、AFPに今の気持ちを語った。
2012年のロンドン五輪で、萩野はフェルプスに競り勝ち、400メートル個人メドレーの銅メダルを獲得したが、金メダリストのライアン・ロクテ(Ryan Lochte、米国)には及ばなかった。
21歳になった萩野は、代表合宿が行われる都内のプールサイドでインタビューに応じ、4年前の快挙について「あの時は何も(考えていなかった)」と明かした。
「ただがむしゃらに頑張るというか。もちろんメダルは狙っていましたが、本当に取れるのかな? と疑心暗鬼で臨んでいた」
「前回の自分はラッキーで取れたと思うのですが、今回はラッキーはないと思います」
「4年前とは全然違ったものだとは思います。200メートル、400メートルの個人メドレーではもちろん1位を狙って、200メートル自由形でもメダルは狙えると思う。リレーでも狙えると思っています」
萩野に対し、レジェンドであるフェルプスは30歳、ロクテも31歳になった。それでも萩野は、五輪での厳しい戦いを覚悟している。
「五輪ですから、みんな調整して絶好調の状態で来ると思う」
「でもあの2人が最大のチャレンジです」
「精神面もあると思いますが、胸を借りて泳ぐだけだと思うので、ラスト15メートルまで良い勝負をして、ラストがどうなるか」
北島康介(Kosuke Kitajima)氏がリオ五輪の出場権を逃して引退した今、日本競泳界の顔となろうとしている萩野は、笑顔を見せながらこう付け加えた。
「手はフェルプス選手やロクテ選手の方が長いと思うので、頭は前に行きたいと思いますね。背が小さいので」
