【4月24日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2016)は23日、シングルス準決勝が行われ、大会第2シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-3、6-2で第6シードのブノワ・ペール(Benoit Paire、フランス)を下し、3年連続で決勝に進出した。

 大会2連覇中で世界ランク6位につける錦織は、今大会全戦でストレート勝ちを収めている。決勝では、通算14度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇る第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と対戦する。

 スペインの公共テレビTVEのスポーツチャンネル『テレデポルテ(Teledeporte)』に対し錦織は、「バルセロナ(Barcelona)は大好きです。この大会はとても気持ちよくプレーできています。ここ3年間は最高ですし、明日(24日)も良いテニスができることを願っています」と語った。

 昨年、錦織は日本開催の楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2015)や全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)でペールに屈し、直近の対戦は2連敗となっていた。

 しかし、第1セットでブレークを奪ってゲームカウント3-2でリードすると、再びブレークを奪うなど悠々とこのセットを先取した。

 第2セット序盤はともにサービスで苦しんだものの、錦織は最初の4ゲームで2度のブレークを奪うと、約1時間で白星を飾り、今大会での連勝記録を14に伸ばした。(c)AFP