【4月13日 MODE PRESS】モデルのエリン・ヘザートン(Erin Heatherton、27)は米ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret)」のショーに初めて登場してからわずか2年でブランドの顔となる「エンジェル」の地位にまで上り詰めた──。

 しかし、エリンは当時、ブランドのイメージに合わせるために減量を迫られ、そのプレッシャーからうつの症状に悩まされることになったという。このたび、3年前にエンジェルをやめるきっかけについて明らかにした。

 2013年にヴィクトリアズ・シークレットを去った金髪のエリンは、身体イメージの問題に関して、米誌タイム(Time)に次のように語った。「最後の2回のヴィクトリアズ・シークレットのショーで、体重を落とすよう言われた。振り返ってみると『えっ?』って感じ」

 そして「一生懸命ワークアウトしていたし、体が私に抵抗しているように感じた。本当に落ち込んだ」と当時の気持ちを打ち明けた。

 ショーに向けて、1日2回のハードなワークアウトを行うことになったエリンは、それ以上の減量に苦しんだ。他の女性たちに非現実的なイメージを描こうとしていると感じ、モデルをやめることを決意したのだという。

「ある晩、ワークアウトから帰ってきたとき、食べ物を見つめて、食べてはいけないんじゃないかと考えたこともある」と説明したエリン。「キャットウォークを歩く私を見上げる多くの女性たちに、これが簡単でシンプル、誰にでもできることだと語りかけるような世界にはいられないと実感した」

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