【3月30日 AFP】フィリピンのベニグノ・アキノ(Benigno Aquino)大統領は30日、領有権をめぐって複数の国が対立する南シナ海(South China Sea)における自国の海域を守るために、同国初となる潜水艦隊の調達・運用を行う可能性があると示唆した。

 貧困にあえぐフィリピンは今まで一度も潜水艦を運用したことがなく、これまでは米軍払い下げの艦艇に大きく頼ってきた。だが、中国の軍備拡張に対応するため、フィリピンも最近は国防費を増やしている。

 南シナ海をめぐってはフィリピン、ベトナム、マレーシア、台湾、ブルネイなどがそれぞれ異なる領有権を主張しており、また中国は南シナ海のほぼ全域に対する領有権を主張している。

 アキノ大統領は、中国が領有権の主張に強制的に成功してしまえば、フィリピンは自国西岸の全域の支配を失うことになると語った。(c)AFP