【3月6日 AFP】体操、アメリカン・カップ(AT & T American Cup 2016)が5日、米ニュージャージー(New Jersey)州のニューアーク(Newark)で行われ、男子個人総合の部で加藤凌平(Ryohei Kato)が優勝を飾った。

 加藤は合計88.931点を記録し、2位のドネル・ウィッテンバーグ(Donnell Whittenburg、米国)を0.366点差に抑えた。

 昨年の第46回世界体操競技選手権(46th World Artistic Gymnastics Championships)で日本の金メダル獲得に貢献した加藤は、種目別で首位に立ったのは15.233点を記録した鉄棒のみだったが、あん馬、つり輪、ゆかでそれぞれ2番手につけ、リオデジャネイロ五輪前哨戦でタイトルを手にした。

 一方、女子個人総合の部ではガブリエル・ダグラス(Gabrielle Douglas、米国)が優勝を飾った。

 ロンドン五輪の個人総合で金メダルを獲得したダグラスは、跳馬、段違い平行棒、平均台で首位に立つと、ゆかで2番手につけた。(c)AFP