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アイスランド捕鯨大手が日本を非難、今季の捕鯨中止を発表

2016年2月26日 17:01 発信地:レイキャビク/アイスランド

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アイスランド捕鯨大手が日本を非難、今季の捕鯨中止を発表
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アイスランド西部沿岸クバールフィヨルズルで、ナガスクジラを水揚げする捕鯨会社大手クバルルの捕鯨船(2009年6月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/HALLDOR KOLBEINS

【2月26日 AFP】アイスランドの捕鯨大手クバルル(Hvalur)は25日、ナガスクジラの捕獲を今季は実施しないと発表し、その理由として日本の厳格な輸入規格を非難した。同社にとって日本は最大の鯨肉輸出先。

 1973年から鯨肉を日本に輸出してきたクバルルのクリストヤン・ロフトソン(Kristjan Loftsson)社長は、AFPの取材に、輸入鯨肉に含まれる化学汚染物質のポリ塩化ビフェニル(PCB)量に対して日本が課している規制は「40年前のままだ」と批判した。

「いまだに石器時代の手法を用いている。日本に鯨肉製品を輸出しようとしても、何が起きるか予測がつかない。ときには(規格外だとして)出荷分が全て突き返されることもある」

「貿易における技術的な障壁だ。断じて容認できない」

 さらにロフトソン社長は、アイスランドが捕鯨を行っている南極海(Antarctic Ocean)は水質が非常に良く、PCBもほとんど含まれていないと指摘。一方、日本近海のPCB濃度は日本の輸入基準値よりも高いのに、そこで捕獲されたクジラの肉は全てが日本市場に出回っているとして、不満を示した。

 アイスランドはノルウェーと並び、1986年に国際捕鯨委員会(IWC)で決議されたモラトリアム(一時停止)に公然と反し、商業捕鯨を継続している。(c)AFP

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