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BBC司会者の児童性的虐待、社内に著名人「畏怖」の文化 報告書

2016年2月25日 22:08 発信地:ロンドン/英国

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BBC司会者の児童性的虐待、社内に著名人「畏怖」の文化 報告書
英ロンドンのバッキンガム宮殿で開かれた、同国のエリザベス女王即位50周年記念行事に出席したジミー・サビル氏(2002年6月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/WPA/ADRIAN DENNIS

【2月25日 AFP】英国放送協会(BBC)の元人気司会者、故ジミー・サビル(Jimmy Savile)氏による児童への性的虐待問題への調査結果が25日、発表され、BBC社内に著名人への「畏怖」を抱く文化があり、その文化がサビル氏をかばうかたちとなっていたと結論付けられた。

 報告書を執筆したジャネット・スミス(Janet Smith)氏は、「BBCには彼ら(著名人ら)に対する畏怖の念があり、スターに逆らうと、彼または彼女がBBCを去るのではないかとの恐れがあった」と述べた。

 さらにスミス氏は、BBCの社内文化が、「事を荒立て」かねない問題について従業員が警鐘をならすことを困難にしていたと指摘。内部告発を「懸念する空気」は今もなお存在していると述べた。

 一方でスミス氏は、「サビル氏がBBCでの仕事に関連して不適切な性行為をしていたことについて、BBCが法人として認識していたという証拠はなかった」と付け加えた。

 サビル氏はもじゃもじゃの白髪と風変わりな服装、そしてチャリティー募金活動で知られ、1960年代から死去する2011年まで、英国のトップクラスの著名人だった。

 だがその死後、自らの名声を悪用して若いファンたちに性的虐待をしていたことが明るみに出て、メディアで大々的に取り上げられた。(c)AFP

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