【2月21日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のコービー・ブライアント(Kobe Bryant)が、19日に113-119で敗れたサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)戦で、右手の指を脱臼しながらプレーを続けた。

 同試合で25得点を挙げたブライアントだが、試合時間残り2分という場面でバランスを崩し、右手の中指を脱臼した。

 コートをいったん離れ、ギャリー・ヴィッティ(Gary Vitti)トレーナーに関節を戻してもらったブライアントは、試合後の会見で整復した中指を見せ、「ここに座って、記者会見でこんなこと(中指を立てるジェスチャー)ができるのは、おそらくこれが最初で最後だね」と言って、報道陣の笑いを誘った。

 ブライアントは、フィールドゴール(FG)成功率を25本中10本とすると、3ポイントシュートは、8本中7本を外した。

 21日のシカゴ・ブルズ (Chicago Bulls)戦にブライアントが出場できるかは不明だが、米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)は、レントゲン検査の結果、骨折はなかったと伝えている。(c)AFP