【2月20日 AFP】米軍が冷戦(Cold War)時代の沖縄に核兵器を配備していたことは長い間公然の秘密だったが、米政府がこの事実の機密指定を初めて公式に解除した。米国防総省が19日、ウェブサイトで明らかにした。

米ジョージ・ワシントン大学(George Washington University)の国家安全保障公文書館(National Security Archive)は機密が解除されたことを歓迎しつつも、沖縄に配備された核兵器を撮影した米空軍の写真は25年以上前から公に入手できる状態になっていたと指摘し、その事実によって公式な機密指定解除の重要性は「やや小さくなる」とした上で、米政府は機密解除を遅らせたことで時間やリソースを浪費したと批判した。(c)AFP