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ポルノ俳優のコンドーム着用義務化案を否決、米カリフォルニア州

2016年2月19日 23:01 発信地:ロサンゼルス/米国

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ポルノ俳優のコンドーム着用義務化案を否決、米カリフォルニア州
米カリフォルニア州チャッツワースの倉庫に積み上げられたアダルト映画(2004年5月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/ROBYN BECK

【2月19日 AFP】米カリフォルニア(California)州の労働安全衛生基準委員会(Occupational Safety and Health Standards Board)は18日、性感染症予防のためにポルノ俳優にコンドームとデンタルダム、ゴーグルの着用を義務付ける提案を退けた。

 同委員会は7人で構成され、提案の承認には4人の賛成が必要だったが、賛成3、反対2で否決された。

 終日開催された公聴会にはポルノ俳優や作家、監督、プロデューサーらが出席し、この厳しい規制が承認されればポルノ産業は打撃を受けることになると反対を表明した後、採決が行われた。

 米ポルノ制作者らが加盟する業界団体「フリースピーチ連合(Free Speech Coalition)」のエリック・ポール・ルー(Eric Paul Leue)事務局長は「これらの規制案は科学よりも汚名に基づいているし、ポルノ俳優たちに深刻な損害をもたらすものだ」と語った。

「業界がコンドームに反対したことは一度もないが、俳優たちが今日、見事に雄弁にこう語った──『自分たちの体内に何が入るべきで何が入るべきでないかについての責任は、俳優たちがもつべきだ』とね」

 ルー事務局長は、ポルノ業界では性感染症への対応策がすでに講じられているにもかかわらず、委員らがこれを無視したと主張。「委員会が有意義な対話に開かれ、業界への規制を設けようとする際には業界人も議論のテーブルに着かせてもらえることを願う」と付け加えた。

 一方、労働安全衛生基準委員会のデーブ・トーマス(Dave Thomas)委員長は公聴会で、提案は否決されたものの、コンドームの着用はカリフォルニア州の血液由来病原体に関する基準に基づきすでに義務付けられていると指摘。「あなたがたの多くが認識したくないのは知っているが、あなたがたはすでにコンドームの着用を義務付けられている」と述べ、「すでに法になっている、それが実際のところだ」と語った。(c)AFP

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