【2月18日 AFP】インド北部のウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州で17日、結婚式の祝砲が花婿に当たり、花婿が死亡した。地元の警察当局が18日、発表した。

 死亡した花婿はアミット・ラストーギ(Amit Rastogi)さん(28)。17日夜、インドの結婚式の慣習に従い、結婚式参加者を引き連れ花嫁の家に向かっていたところで銃弾に当たった。

 同州シタプール(Sitapur)県の捜査官はAFPの取材に対し、「結婚式の参加者の発砲した銃弾が花婿の頭部に当たったとみられるが、われわれは殺人も含め他の可能性も検討している」と述べた。この捜査官によると、花婿は弾が当たった後、乗っていた馬から落ち、その後病院に搬送されたが、病院で死亡が確認された。

 インドでは結婚式などでの祝砲は法律で禁止されているが、広く行われている。15日には14歳の少年が、同州バパット(Baghpat)県の結婚式で銃弾に当たり死亡した。また今月、同州シャムリ(Shamli)で地方選挙に勝利した与党の関係者が発砲した祝砲の弾に当たって、8歳の少年が死亡している。(c)AFP