【2月10日 AFP】国際自転車競技連合(UCI)のブライアン・クックソン(Brian Cookson)会長は9日、競技における不正を撲滅するため、全ての問題を根本から解決したいと述べた。

 ツアー・オブ・カタール(Tour of Qatar 2016)開催中のドーハ(Doha)で記者の質問に答えたクックソン会長は、必要であれば、自転車にモーターが付いていないか事前に確認することも、やぶさかではないと話した。

「チームカーに載っているものを含め、すべての自転車を事前に検査しなければならない状況になれば、それは検討するべきかもしれない」

「技術は向上しており、不自然な点があれば検知できる。その後、より踏み込んだ検査で、白黒はっきりさせることができる」

 技術ドーピングと呼ばれることもあるモーター付き自転車。UCIシクロクロス世界選手権(UCI Cyclo Cross World Championships 2016)では、フェムケ・ファン・デン・ドリエッシュ(Femke van den Driessche、ベルギー)の自転車から隠しモーターが見つかり、この種の不正が差し迫った問題であることを露呈させた。

 10月にUCIロード世界選手権大会(2016 UCI Road World Championships)が開催されるドーハの施設を視察したクックソン会長は、個別のケースについてはコメントを差し控えるとしたものの、UCIは不正の芽を摘むために最善を尽くすと主張した。

「くまなく調査している。勘違いしないでくれ、私たちはこれを深刻に受け止めている」

「私たちがやろうとしているのは、機器の精度を上げて、より簡単に、より速く、より多くのレースで、より多くの自転車を検査するということだ」

(c)AFP