【2月9日 AFP】第88回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式の開催が今月末に迫る中、各賞受賞者のスピーチに関する変更点が8日、主催者側から発表された。

 各受賞者はこれまで、与えられる45秒という短い制限時間の多くを、謝意を表明したい相手の名前を一人残らず述べるために割いていた。しかし今年からは、これらの名前が書かれたリストをあらかじめ主催者側に提出しておくことで、希望する名前をスピーチの最中に画面下部に流せるようになるという。

 この変更により、貴重な受賞スピーチの時間は、これまでのような家族からペットまでの名前の羅列ではなく、それぞれが「本当に伝えたいこと」に充てることができるようになるだろう。授賞式の模様をテレビで見る視聴者も、もう退屈な思いをせずに済むかもしれない。(c)AFP