【2月1日 AFP】(更新)メキシコ南西部ゲレロ(Guerrero)州で先月29日、15歳の少女の「成人」を祝う誕生パーティーの最中に発砲があり、当局によると未成年者2人を含む9人が死亡した。

 事件があったのは、殺人を含む麻薬絡みの犯罪が頻発しているミチョアカン(Michoacan)州との州境近く。現場では成人のお祝い「キンセニエラ」が行われていた。地元当局は当初、死者数を11人と発表していた。

 メキシコで最も貧しい州の一つであるゲレロ州では、麻薬に関連した誘拐や殺人が急増。州南部では2014年9月、学生43人が地元警察に襲撃され、麻薬組織に引き渡された後、行方不明になる事件も発生している。学生は麻薬組織に殺害されたとみられている。(c)AFP