モウリーニョ氏、マンUの次期監督に「自薦」か 英報道
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【1月24日 AFP】昨年12月にチェルシー(Chelsea)の指揮官を解任されたジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)氏が、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督の解任論がくすぶり続けているマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)宛てにチーム再建の青写真が記された6ページに及ぶ「書類」を送付したと、24日に英紙が報じた。
英紙インディペンデント(Independent)によると、23日の試合でサウサンプトン(Southampton FC)に0-1で敗れるなど、調子が上向かないユナイテッドに対して、モウリーニョ氏は再建案を提示し、自身がファン・ハール監督の後任にふさわしいことを説明したという。
サウサンプトンとの試合では、敗戦にいらだった本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)のファンがピッチを後にするチームにブーイングを浴びせていたが、その直後のタイミングにモウリーニョ氏とユナイテッドの接触が伝えられ、関心を集めている。
報道によると、モウリーニョ氏は送付した書類の中で自身のスタイルをユナイテッドの哲学に合わせていくことを約束し、メンバーを刷新する方法も示したとされている。
モウリーニョ氏は、アレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)元監督が勇退した2013年にも後継者として名前が挙がっていたが、当時は最終的にデビッド・モイーズ(David Moyes)氏が後を継いだ。
現在52歳のモウリーニョ氏は、これまでチェルシーで2回、さらにFCポルト(FC Porto)、インテル(Inter Milan)、レアル・マドリード(Real Madrid)で指揮官を務めた経歴を持っている。(c)AFP