【1月19日 AFP】インドネシア・フロレス(Flores)島の東部で、エゴン山(Mount Egon)の火山活動が活発化したことを受け、19日までに周辺住民1200人以上が避難する事態となっている。火口からは火山灰や有毒ガスが噴き出している。

 噴煙が激しくなる中、現地当局は防毒マスク数千個を村人らに配布したと述べている。火山から半径3キロ以内の全住民に対しては避難命令が出された他、周辺の道路は閉鎖された。当局は状況がさらに悪化した場合に備え、さらに大規模な避難命令の発令も用意している。同火山からは先月からごう音が聞こえていたが、ここ数日の間に活動を活発化させているという。(c)AFP