【1月18日 AFP】中国の名門大学、清華大学(Tsinghua University)で17日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」支持を宣言するハッカーが学内ネットワークに侵入し、同大のウェブサイトに一時、覆面姿の複数の戦闘員の画像が表示された。

 清華大の学生新聞が18日に報じたところによると、ハッカーはさらに、同大の学生向けの履修案内のページを、音楽とともにイスラム教の聖典コーラン(Koran)の韻文がアラビア語で表示されるよう書き換えた。

 また、授業や学部情報へのリンクでは、「イスラム国」の旗の下で馬にまたがった覆面姿の戦闘員4人の写真が表示された。

 ハッカーは自身を「イスラム国のハッカー」と名乗り、書き換えられたウェブサイトにはアラビア語で「神は偉大だ。私は死を恐れない。殉教者として死ぬことが私の究極の望みだ」などと書かれていた。(c)AFP