「イスラエルへの暴力あおる」、税関で人形4000体押収
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【12月14日 AFP】イスラエル・ハイファ(Haifa)の税関当局は、パレスチナ男性が頭に着用するスカーフ「カフィーヤ」で顔を覆い、石を手にした人形4000体を押収した。人形はアラブ首長国連邦(UAE)からハイファ港を経てパレスチナの店に運ばれる予定だった。
税関当局は今月8日に発表した声明で、この人形の中にはパレスチナの旗の色の服を着ているものや、「エルサレム(Jerusalem)はわれわれのもの」、「エルサレムはすぐそこ」というスローガンを掲げているものもあり、「イスラエルに対する暴力をあおるもの」だとしている。人形を発見した時期は明らかにされていない。
今年10月1日以降、パレスチナ人とイスラエル兵の間の衝突が毎日のように起きており、これまでにパレスチナ人112人、イスラエル人17人、米国人と エリトリア人が1人ずつ死亡している。(c)AFP