【12月8日 AFP】ロシアの首都モスクワ(Moscow)で、先月13日にパリ(Paris)で起きた連続襲撃事件の強制捜査の際に「殉職」した警察犬「ディーゼル(Diesel)」の代わりとなる子犬の譲渡式が行われた。子犬を贈るというロシアからの申し出について、フランスは先月末、受け入れを表明していた。

 イーゴリ・ズボフ(Igor Zubov)ロシア副内相は、露仏両軍の兵士が見守る中で行われた譲渡式で、「ドブルイニャ(Dobrynya)」と名付けられた雄のジャーマン・シェパードの子犬をジャンモーリス・リペール(Jean-Maurice Ripert)駐露フランス大使に手渡した。

 譲渡の完了には、今後最高3か月間の検疫を受ける必要がある。(c)AFP