【11月20日 Relaxnews】飛行機に乗る際は、きちんと膝を曲げ、足を体に寄せて座るよう心がけた方が良い――オンライン旅行予約大手エクスペディア(Expedia)が行った機内マナーに関する最新の調査で、 前の座席の背を蹴る乗客が最も不快に感じられていることが明らかになった。

 今回の調査では、米国人1019人の回答者のうち61%が、後部座席から落ち着きなく、前の座席の背を蹴る乗客が最も不快だと答え、騒ぐ子どもに注意しない親をわずかに上回った。

 また調査では、座席のリクライニング機能についての興味深い結果が明らかになった。

 回答者のおよそ3分の1が、背もたれを倒すことを全面的に禁止すべき、もしくは短距離のフライトの場合、時間を限定して利用すべきだと考えており、同じ割合の回答者が、背もたれを倒さないと答えた。その一方で、13%の回答者は離陸直後に背もたれを倒すと答えており、その一番の理由は、「眠るため」だった。

 ただ、米国人の乗客の多くは総じて現状に楽観的で、回答者の4分の3が、乗客たちは多くの場合、周囲に気を遣っていると答えている。

■上位10位にランクインした機内での迷惑行為は以下の通り。

1. 前座席の背を蹴る 61%
2. 親が子どもに注意をしない 59%
3. 香水のにおいが強い 50%
4.オーディオ機器からもれる音に無神経 50%
5.酔っ払い 45%
6.おしゃべり好き 43%
7.手荷物の持ち込み制限を無視する 38%
8.列に並ばない 35%
9. 座席の背もたれを、いっぱいまで倒す 32%
10.頭越しに棚から荷物を下ろす 32%

(c)Relaxnews/AFPBB News