【11月10日 AFP】ブリーフ姿で自宅を飛び出し、シャベルを振りかざして鳥の保護活動家らを追い払う瞬間を撮影されたフランス人男性が、ネット上で大きな話題を集めている。

 事の発端は、フランス南部オドン(Audon)村で9日早朝、「鳥類保護連盟(LPO)」のメンバー数人が、記者らを伴ってトウモロコシ畑にこっそり侵入したことだった。メンバーらの目的は、保護対象となっている鳥「フィンチ」を捕獲するために設置されたわなを壊すことにあった。

 ところが、活動家らのもくろみは、青いTシャツとブリーフしか身につけず飛び出してきた地元住民の男性によって妨害された。その後、2人目の住民も現れ、鍬(くわ)らしき道具で活動家や記者を威嚇。激怒した地元住民らはさらに、記者や活動家の車数台のタイヤをパンクさせた。

 この出来事はツイッター(Twitter)などのネット上で話題を呼び、ブリーフ姿でシャベルを振りかざす男性の画像を、ベルリンの壁(Berlin Wall)崩壊などの有名な写真に合成したり、シャベルをライトセーバーに置き換えたりして笑いを誘う投稿が相次いだ。(c)AFP