【11月10日 AFP】男子テニスのパリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2015)決勝でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れたアンディ・マレー(Andy Murray、英国)だが、9日発表のATPランキングで2位を奪還した。

 マレーは先週、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に2位の座を明け渡していたものの、仏パリ(Paris)では、マレーが決勝に進出し、フェデラーがジョン・イズナー(John Isner、米国)に敗れて3回戦で姿を消したことから、順位が入れ替わった。

 この結果、来週開幕のATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2015)では、優位なドローになる可能性が高い。

 四大大会(グランドスラム)を2度制しているマレーは、27日からヘント(Ghent)で行われる国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2015)の決勝で英国代表としてベルギーと対戦することになり、ここでの優勝が、今シーズン最後にして最大の目標となっている。

 最新のATPランキングは以下の通り。

1位:ノバク・ジョコビッチ/1万5285ポイント

2位:アンディ・マレー/8470ポイント

3位:ロジャー・フェデラー/7340ポイント

4位:スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)/6500ポイント

5位:ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)/4630ポイント

6位:トマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)/4620ポイント

7位:ダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)/4305ポイント

8位:錦織圭(Kei Nishikori)/4035ポイント

9位:リシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)/2850ポイント

10位:ジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)/2635ポイント

(c)AFP