【11月4日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)で南アフリカを破る大金星の原動力となった日本代表のエース五郎丸歩(Ayumu Goromaru)が、世界最高峰リーグのスーパーラグビー(Super Rugby)で、来季からレッズ(Queensland Reds)の一員になる。4日、レッズが発表した。

 29歳の五郎丸は、南ア戦で24得点を挙げるなどW杯に自身の名を残し、レッズのダニエル・ハーバート(Daniel Herbert)ゼネラルマネジャー(GM)も、五郎丸は「どんな相手でも脅かすことができる」と期待を述べた。

「アユムは、ラグビーW杯で活躍した指折りのフルバック(FB)と評されているが、これまでも日本のヤマハ発動機ジュビロ(Yamaha Jubilo)で常に高いレベルのプレーを続けてきた」

「アシスタントコーチを務めるニック・スタイルズ(Nick Stiles)とマット・オコナー(Matt O'Connor)の両者は、日本でアユムの指導にあたったことがあり、どんな相手でも脅かすことができる選手だと言っている」

 五郎丸は、来年2月に日本でのシーズンが終了した後、1シーズンの予定でレッズに加入する。また、日本代表で共にプレーしたツイヘンドリック(Hendrik Tui)ともチームメートになる。(c)AFP