NZ主将に出場停止の可能性、W杯準決勝で相手選手に肘打ちか
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【10月25日 AFP】24日に行われたラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)の準決勝で、南アフリカ代表を20-18で破り、決勝進出を果たしたニュージーランド代表だが、主将のリッチー・マッコウ(Richie McCaw)が相手選手に肘打ちを食らわせた場面が映像で確認され、出場停止の危機に直面している。
問題の場面でマッコウは、ラックの後ろでボールを手にした南アフリカのダミアン・デ・アレンデ(Damian de Allende)に向かって一直線に走っていた。
その際、ニュージーランドから奪取したボールをデ・アレンデに渡し、方膝をついていたフランソワ・ロー(Francois Louw)の顔にマッコウの肘が直撃した。
ニュージーランドのメディアによると、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)がオーストラリア対アルゼンチンの勝者と激突する31日の決勝では、マッコウが出場停止になる可能性があると伝えている。
ローはこの試合の負傷で額に16針、頭部に4針を縫っている。
負傷した理由について質問されたローは、「それがよく分からないんだ。ラックの場面で負傷したと思っている」と語っている。(c)AFP