【10月15日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のコービー・ブライアント(Kobe Bryant)は14日、元チームメートのラマー・オドム(Lamar Odom)が生命の危機と闘っているとの一報を受け、オドムの前妻クロエ・カーダシアン(Khloe Kardashian)らとともに病院へ駆けつけた。

 オドムは米ネバダ(Nevada)州の売春宿で意識不明の状態で発見され、サンライズ病院&医療センター(Sunrise Hospital and Medical Center)に搬送されていた。

 レイカーズは13日、米ラスベガス(Las Vegas)でサクラメント・キングス(Sacramento Kings)とプレシーズンの試合で対戦していたが、ブライアントは試合途中に会場を後にし、オドムが搬送された病院に向かっていた。

 現地の報道では、カーダシアンとレイカーズのミッチ・カプチャック(Mitch Kupchak)ゼネラルマネジャー(GM)も病院を訪れたと伝えられている。

 35歳のオドムと37歳のブライアントは、2004年から2011年までレイカーズで一緒にプレーし、2009年から2010年にかけてNBAファイナル2連覇を成し遂げた。オドムはその後、2013年を最後にNBAでプレーしていない。

 マイアミ・ヒート(Miami Heat)でオドムとチームメートだったドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)は、ツイッター(Twitter)に、「今朝は俺の兄弟のために祈りをささげる」と投稿している。

「親愛なる神よ、彼は良いやつなんだ。どうか彼を見守り、彼の心の声に耳を傾けてください。#PrayersForLamar」

 レイカーズのバイロン・スコット(Byron Scott)ヘッドコーチ(HC)も、オドムの回復を祈っている。

 スコットHCは、「言うまでもなく、われわれの心と思い、そして祈りはラマーと彼の家族とともにある」とコメントした。

「試合前に、こんなことは絶対に聞きたくない。なぜなら、今回の件を知らされた全員が、そのことが頭から離れなくなっていたからだ」とコメントした。

「心から彼に同情しているし、回復することを望んでいる」

(c)AFP